
Introduction
死神に「死」を告げられた男が、もう一度だけ生きる理由を問われる。 彼が選んだのは、過去をやり直すことではなく、過去に“抗う”ことだった。
再び立ち上がった彼の前に立ちはだかるのは、姉の死、裏社会の男たち、そして自身の記憶に潜む謎。
逃げる者、追う者、守る者。それぞれの正義がぶつかり合い、やがて“選択”が試されるとき、最後に残るのは、誰の声なのか——。
この魂のリバース・ドラマを生み出したのは、映画『遺品整理〜広島屋』の栗本健太郎監督。
今作では、生と死のはざまで揺れる登場人物達の葛藤を鋭く切り取っており、抗う者たちの生き様を焼きつける物語である。
主演はダンカン、助演は柳憂怜と、 あの伝説の映画『3-4X10月』以来の名コンビが、ついに再びスクリーンに帰ってくる。
あらすじ
突如、暗闇の中から現れた死神が広瀬泰造に告げた。
「あんた、寝たまま死んだんよ」
死をまったく自覚していなかった泰造に、死神は「生き返る道がある」と提示する。
目覚めると泰造は、二年前のある日、亡き姉の家にいた。
姪たちと共に遺品を整理する中で、泰造の失われた記憶が少しずつ蘇っていく。
そんな折、病院で出会ったのは姪・前田真唯の先輩・上坂未来。
彼女は裏社会の男たちに追われ、さらに自身の命にも限りがあるという。
失踪した恋人の行方を追う彼女を、泰造は真唯たちと共に匿うことを決意する。
再び現れた死神が泰造に「天国へ行く為には、まだ果たすべきことがある」と告げる。
過去と現在、生と死、愛と喪失が交錯する中、抗う者たちの進む道に光はあるのか…。
キャスト
ダンカン/広瀬泰造 |
柳憂怜/死神 |
土屋愛貴/上坂未来 |
二神光/竹之内将暉 |
天野裕和/広瀬和哉 |
御寺ゆき/前田真唯 |
楠木里愛菜/前田萌絵 |
佐月楓/前田那美 |
小池惟紀/貝塚夏樹 |
さいねい龍二/比良坂涼 |
STAFF
監督:栗本健太郎 プロデューサー:梶村和彦/栗本健太郎 |